新鮮な魚には気をつけて!アニサキスの食中毒の話:モーニングショー【2017/05/10】

アニサキスによる食中毒が急増しているそうです。

1970年代に実態が把握され、物流の発達によって増えているという話もあります。

アニサキスの大きさは、長さで2〜3cm。肉眼で見ることができます。

人間の胃の中に入って、胃の粘膜に炎症を起こし、それによって「強い胃の痛み」とか「吐き気」を催す。

治療するには、内視鏡以外に有効な手段はありません。

我慢できないほどの痛みをもたらすアニサキス、魚介類についている寄生虫です。

お刺身、お寿司など、新鮮な魚を食べることによって感染が起きることがあるといいます。

サバやイワシなどの青魚や、イカを生で食べると起きやすくなるという。

生存期間

お腹の中に入ると3日〜4日腹痛が続くこともあり、3週間ほどでいなくなるといいます。

酢漬けは意味がない!

酢でしめると殺菌効果があるとか聞いたりしますが・・・

実はこれは間違い!

厚生省によると、「酢漬け」「酢漬け」「わさび」では死滅しないといいます。

対策方法

では、対策としては、どうすればいいのでしょうか?

お店では、ピンセットなどでしっかりと取るという対処法をしている所もあるそうです。

購入者側の対策としては,「よく見て、よく噛め!」ということでした。

仮にアニサキスがいたとしても、噛んで切り刻んでしまえば、感染力が弱まるという話です。

マイナス20度以下で24時間以上冷凍すれば、感染力がなくなるとも言われていて、EU諸国では生で食べる魚を冷凍することが義務付けられています。