キレイな花でも長い目で見ると気をつけないといけない花があるみたいです。
オオキンケイギク
↓こちらのキレイに咲いている黄色い花は、北アメリカ原産の「オオキンケイギク」。
一見、とてもきれいな花のように見えますが、「特定外来生物」に指定されている植物です。
実はこの花、強い繁殖力から周囲の野草を駆逐する迷惑な外来種なのです。
↓こちらの広さの空き地では、瞬く間に広がったといいます。
2006年に特定外来生物に指定され、栽培・運搬・販売・野外に放つことが禁止されていますので、注意が必要です。
ナガミヒナゲシ
↓こちらのオレンジ色の花は、地中海沿岸原産の「ナガミヒナゲシ」。
この花にも驚異の繁殖力があり、1つの実に約1500粒もの種が入っているなど、数が増えすぎて周りの植物の成長を抑えてしまいます。
1961年に東京世田谷で発見されて以来、急速に広がり、今では日本全域に生息しているといいます。
葉や茎から出る液体には微量の毒が含まれているので注意が必要です。
このナガミヒナゲシは、まだ「特定外来生物」には指定されていないということです。