依頼内容
実はある困難な挑戦に協力してもらいたいのです。それは私が仕事先で出会ったあるおじいさんの趣味の将棋の話になった時のことです。そのおじいさんは昔、将棋の駒の中で一番小さい「歩」を逆さまにして立て、その上に残り全ての39枚の駒をバランスを取りながら積み上げたことがあるとおっしゃったのです。そんなことは無理だと思ったのですが、できるものなら自分もしてみたいと思いました。そこで根気のある探偵さんを派遣していただき、協力してもらえないでしょうか?よろしくお願いします。
麒麟 田村探偵「このおじいさんとは仕事で一回会っただけで連絡を取ることもできないんですよ。確認もできないんですよ。そんな中でなんとかやりたいと言われまして、さぁ、成功したらですね、きっとロッキーの曲が流れると思います。果たしてロッキーの曲は流れるんでしょうか?」
調査開始
依頼人の仕事の都合で、夕方6時から調査開始!
依頼者は、出会ったおじいさんから「証拠の写真」を見せてもらったという。
それを写メで撮ったのが↓こちら。(確かに全部の駒が積まれています)
(早速挑戦してみることに)
どちらかと言えば、手先は器用だという依頼者。
しかし、最初はどうしても3つ目あたりの駒で崩れてしまう。
田村「絶対無理やこれー!」
難航する中、駒の扱いに長けた「将棋のプロ」を呼ぶことに。
田村「今、将棋といえば誰でしょう?」
依頼者「藤井四段?」
(日本将棋連盟に連絡してみることに。)
電話の案内「こちらは日本将棋連盟です。事務局の業務は平日9時30分から17時30分です。恐れ入りますがおかけ直し下さい。」
田村「終わっとるやないか!」
(他の棋士にあたったところ・・・)
キダ・タロー先生と同事務所に所属するプロ棋士の神吉宏充七段が登場。
神吉「将棋のプロになろうと目指すやないですか、最初の奨励会に入る時の試験はこうやって立ててって、きちんとならんだ人間だけが生き残るという・・・」
田村、依頼者「えっ!(驚)」
神吉「・・・、嘘ですよ」
田村「嘘かーい!」
田村「(駒を積むのは)見たことはない?」
神吉「ないです、おまかせ下さい!」
田村「プロですから、散々駒に触ってるわけですから・・・」
(しかし、結局、全然できないので、帰っていただきました。)
田村「手先が器用な方のほうがいいと思います。ジャグラーの大会で日本一になったこともあります、リスボン上田さんという方をお呼びしております、どうぞ!」
(しかし、すごいジャグリングを披露するも、将棋の方は全く役に立たず・・・)
ここから依頼者がコツを掴んだのか、快進撃を見せ、どんどん駒を積み上げていきます。
(このあたりで駒に指が当たり崩れます、再度チャレンジ!)
そして、最後の1つを乗せようとしたその時!
また前へ崩れてしまいました。
どうしても前のめりになってしまうのが原因だという話に・・・。
ここで諦めず、もう一度チャレンジすると・・・
なんと成功しました!
(ロッキーのテーマが流れました)
一番下の「歩」には、一番安定感があるものを選ぶのがポイントだということでした。