(注意:昆虫や爬虫類が苦手な方はご注意ください。)
成虫だと体長は5,6cm くらいの大きさの「タガメ」。
日本最大の水生昆虫で、日本最大のカメムシとされています。
昆虫だからと甘く見てはいけません。
筋肉の発達した太い2本の前足と鋭い爪で獲物を捉え、尖った口からは獲物の体を痺れさせる毒と消化液が一緒に出て、動けなくしつつ溶かした肉を吸い取ります。
この方法で、カエルやドジョウを捕食します。
さらには・・・、
↓例えば、こちらのマムシとタガメがすれ違うシーン。
一見すると、タガメが水中に隠れてマムシをやり過ごそうとしているように見えますが、
頭上に来た次の瞬間、タガメの前足がマムシを捕らえました。
暴れるマムシに振り回されながらも、決してタガメは足を離しません。
3分後、タガメの毒が体に回りマムシは力尽きました。
なんと、ハブより強い毒を持つあのマムシをもタガメは仕留めてしまったのです。