日本人総マリオネット論の話:俺の持論【2017/10/07】

日本人総マリオネット論」という、

タレントの伊集院光さんの持論がおもしろいです。

評価サイト

「グルメサイト」や「商品サイト」や「サービス紹介サイト」

食べログ、ぐるなび、Amazon、映画、お医者さん などの

評価サイト」を使い続けていると少しずつ侵食されていく。

自分の感覚すら疑っちゃう

自分でおいしいと思った飲食店の評判をグルメサイトで見て、そんなに評価が高くなかった場合、

・もしかして、実は、あまりおいしくなかったのではないか?
・評価が低い店をいいと思った自分が恥ずかしい

と思うようになる。

ネットサイトの評価を気にするあまり、自分の感覚を評価に合わせようとし始める。

これは、数字の魔力で、評価病みたいなものに陥り、評価に操られていくと、自分が怪しくなる。

お店側も評価サイトのマリオネット

例えば、七色のコラーゲンボールを鍋に入れている飲食店がある。

「これはおいしいんですか?」と聞くと、「おいしくはないんだけども、インスタ映えするでしょう?」と答えた。

高評価の店「なのに」現象

評価が高すぎると逆に人は無意識に、粗探しを始めて悪い所に目がいってしまう

例えば、有名な絵画に似せて稚拙な絵で描くと「似ている」と言ってもらえるが、

かなり精巧に似せて描くと「ここが違う」と、細かいところまで見て違いを探しだされる。

逆に低評価なところを狙ってみる

あえて、5点満点のところ1点台のお店を狙う。

例えば、低評価の宿に泊まってひどいことが起きた時、人はどう思うか?

そうこなくっちゃ」と思う。むしろノートラブルだとがっかりするくらい。

逆に、5点満点のホテルのフロントが少しでもモタモタしている時、がっかりする。

アトラクション

知らないで入ってお化けがでる物件は嫌だけど、

ホーンテッドマンションでお化けが出なかったら嫌だ。

人間はなぜ「怒り」「ストレス」を溜めるのか?

怒り」「ストレス」は「期待の裏切り」から始まる。

自分が勝手につけた基準が高くなると、それにかけた分が全部ストレスや怒りに変わる。

なので、

何でも低評価から入れば人生は楽しめる

という話でした。