君の名は。古文でいうと、主が名は。:ニューベンゼミ【2017/10/16】

「主(ぬし)」

現代文でいう「君の名前は」は、

古文でいうと「主が名は」とも言えるようです。

この「」という単語は、

古文では7通りもの意味を持ちます。

1.あなた
2.家のあるじ
3.主従関係にある目上の人
4.恋人や旦那さん
5.持ち物の所有者
6.山や川にすむ不思議な魔力を持つ動物
7.本人、当人

「汝(な)」

現代文:「お前はだれだ!
 
古文:「汝(な)、名告(なの)れかし

[二人称代名詞]汝 = あなた・お前

[終助詞]かし → 強調
(ポイント:命令形と一緒に使われる)

「とりかふ」

現代文:「入れ替わってる〜!?
 
古文:「とりかへられなむ

[他動詞]とりかふ = 入れ替わる

なむ =[助動詞][未然形]ぬ +[助動詞]む = きっと 〜 だろう


♪主(ぬし)が前前前世(ぜんぜ)より我(わ)は〜

(↑これは適当)