ファッションの流行が生まれるしくみの話:オイコノミア【2017/10/18】

ファッションの流行が生まれるしくみをオセロで説明していました。

白色のコマが新しい服のデザインとします。

開発するのに多くのお金がかかりました。

そこで、服の価格は高めに設定して売り出します。

これを新しくて珍しいファッションが好きな第一人者が買います。

次に、それを見た、周りの人が買います。

こうやって新しいデザインも除々に買う人が増えていきます。

ここまでで、開発料の元が回収できました。

ここからは、売上が利益に直結します。

そこで、服の価格を下げます。

すると、高い服を買うほどでもなかった人が買い出します。

・早い時期に高い値段で買った人 は、「スノッブ」といえる。
 
スノッブ
「人と違う」ということに価値を感じる
他の人が同じものを持っていると価値が下がると感じる
 
・安くなったから買う人 は、「バンドワゴン」といえる。
 
バンドワゴン(もとの意味は楽隊車)
「人と同じ」ということに価値を感じる
行列ができている店に入りたいと感じる

こうして、同じ服のデザインが街中に出回ります。

そしたら、次は別の新しいデザインを開発。

すると、またファッションに敏感な人から、あまりお金をかけたくない人という順番で広まっていきます。

これがファッションの流行が生まれる仕組みなのです。