【沖縄】島中ドロドロ!泥の神様「パーントゥ」の話:あさチャン!【2017/11/01】

沖縄県宮古島に1年に1度こわい泥だらけの神様が3体現れるそうです。

その泥の神様の名前は「パーントゥ」。

泥をたっぷり塗った弦(ツル)を全身にまとったパーントゥに押し倒され、羽交い締めにされ、泥まみれの洗礼を受けます。

パーントゥは特に赤ちゃんや子どもが大好き。

近寄ってくると、子どもは怖くて泣き叫んでいます。

泥を塗ってもらった人は、1年間健康に過ごすことができると言われています。

しかし、このありがたい泥にも1つだけ問題があります。

パーントゥの泥は、地元に伝わる聖なる井戸、「ンマリガー」のものなのですが、この臭いがとにかく強烈です。

服や髪につくと、1週間はニオイが取れないというほど臭いのです。

パーントゥは、交通整理中のおまわりさんでもお構いないなしに泥を塗ります。

パトカーにも泥を押し付け泥だらけにしていきます。

さらに、鍵の空いている家に侵入し、寝転んで玄関を泥だらけにしたりもします。

島中泥だらけになるのでした。