インドでガソリンを狙う猿が続出しているそうです。
体に良くないガソリンなのに、なぜ猿は盗んで飲むのでしょうか?
ガソリンを狙う猿が出没しているのは、インドの首都デリーから北へ90kmに位置するパーニーパットという町。
中心部にあるインザールバザールという市場の周辺で、数年前から不可解な出来事が頻発していた。
市場で仕事を終えた男性がオートバイで帰宅しようとすると、
なぜか、ガソリンタンクが空っぽに。
来た時には確かに残っていたはずなのに。
そんな事件が起きたのは1度や2度ではありませんでした。
犯人を捕らえるべく自分のオートバイを見張った男性。
すると、どこからともなく現れた1匹の猿。
なんとその猿は、オートバイにあるホースからガソリンを飲みだしたのです。
インドでは都市部でもよく見かける猿。
ヒンドゥー教徒が神と崇める猿たちがオートバイからガソリンを盗み飲みしていました。
このようにガソリンを飲む猿が市場に何匹もいるといいます。
猿はいくつものホースからエンジンにガソリンを送るホースを的確に選び、それを引き抜いてガソリンを盗み飲んでいた。
なぜ猿たちはガソリンを飲み始めたのでしょうか?
猿には甘くて芳しい香りがして匂いに引き寄せられたのではないかという話もありました。
では、ガソリンを飲むとどうなってしまうのでしょうか?
・肝障害、腎障害、けいれんなどが起こり、最終的には死に至る
・中枢神経抑制作用があるので、依存症になる可能性もある
ということでした。