ピコ太郎を世にプロデュースした古坂大魔王さんの「愛」の話がおもしろいです。
この世で最も強いのは「愛」。
この「愛」と「恋」の違いってなんでしょうか?
よくいわれるのが、恋という漢字から、恋は「下心」。
しかし、そんな話ではありません。
「愛」と「恋」の違いを握る鍵は「脳みそ」。
手を叩いて痛いって思うのは手じゃなくて脳。
歩こうとするのは足じゃなくて脳。
脳があるからこそ、人間が人間なのです。
びっくりした話がありまして、
人間とバナナは遺伝子上、50%が同じなのです。
バナナももう少し頑張れば歩けるようになるかもしれない?
脳みそがあるかないかの違いといってもおかしくないくらい。
この脳みその中に、愛と恋の違いがある。
愛と恋では分泌される脳内物質が違う、科学的に証明されているのです。
恋をしてる最中に脳内に出るものは「テストステロン(狩猟本能)」
狩りの時に獲物を手にしようとしている時に出るもの。
男性ホルモンのなかで作用が最も強く、体内で働く真の男性ホルモンと考えられている。
一方の愛は、例えば、自分の子どもを見ているときは愛が出ています。
そんな愛を感じる時、脳内に出るものが「オキシトシン(守りたい)」
人を守りたい、傷つけないように守ろうとする時に出るもの。
哺乳類だけが持っているホルモンで、心が癒やされたり、幸せな気分になる効果がある。
全人類が愛を持てば、敵はいなくなり、戦争もなくなります。
つまり愛は「無敵」です。だからこそ愛は強い。
愛は自分が出せば相手も出してくれる。外国人に愛を出せば伝わります。言葉の壁も越えます。
でも、「専業主婦で、家事全般全部やっているのに、うちの旦那は一切返してくれません。」と言う人もいますが大丈夫です。
あなたの他人に対する愛は、あなたの人生に貯金されています。「貯愛」です。
最近知った言葉で、「情けは人の為ならず」。これは「情けをかけるとその人の為にならない」という意味に捉えがちですが、
本当は、「情けは巡り巡って自分に返ってくるので、誰にでも親切にせよ」という意味です。
愛を持って接すれば、必ず自分に返ってくるという話でした。