今年(2017年)話題になった漫画「1122(いいふうふ)」。
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > コミック > 青年 > 講談社モーニングKC
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- 価格: 615円
・婚外恋愛許可制をめぐる話題作。
・良好な夫婦関係を維持するための「公認不倫」。夫に恋人がいるのはアリ?ナシ?
婚姻について規定した憲法二十四条からスタートするこの漫画。
扱っているテーマは「婚外恋愛」。
主人公は30代半ばで、結婚7年目の「一子(いちこ)」と「二也(おとや)」。
仲良しだけどセックスレスの共働き夫婦。
一子にとって夫の二也は、家族で友達で相棒で理解者で一番信頼している人。
でも、もう恋人ではない。そういう欲情はないのだ。
そんな二人が選択した夫婦のルールが、家で生活、外で恋愛という「婚外恋愛許可制」。
一子「夫は今夜恋人と過ごしてる」
夫には妻公認の恋人がいるのだ。
婚外恋愛許可制は、結婚生活を守るのか?いい夫婦とは何なのか?を問いかける話題作。
ネット上では、
・我が家そのもの。いちこの気持ちが痛いくらい染みる。
・同世代の夫婦の実情や登場人物、それぞれの心情の機微が読んでいるこちらの心をついてくる。
などの意見も。
編集者によると、
読者の7割が女性で30代の女性層が一番厚い。婚外恋愛という設定がキャッチーだった。
こういう夫婦の形もあっていいんじゃないかと。
とのこと。
街の人に聞いてみると、
・私は無理かもしれない。理解ができないかもしれない。そこまで寛容になれない。一緒にいる意味がないんじゃないか。
・それは夫婦じゃない。ちょっと意味がわからない。
・私は公認しちゃう。人生2,30年連れ添っているといい部分悪い部分もお互い承知。フレンドリーな状態でそういう方がいるならどうぞって。お互いに距離を置いて家に帰る方がストレスなく日常を過ごせる。
と賛否両論。
実際に婚外恋愛をしている夫婦に話を聞いてみると、
妻「自分にないものを求められたり、イライラしたり欠乏感を感じることがなくなるということで、私も楽になるし。」
とのこと。
夫に恋人ができてもOKという妻たち。
婚外恋愛は「あり」でしょうか?それとも「なし」でしょうか?
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