「あなたは、何百年も長生きできるとしたら何がしたいですか?」
今回、そんな設定の物語が登場します。
若いまま数百年を生きるという一族の母と人間の子の愛の絆を描いた、
「さよならの朝に約束の花をかざろう」という映画です。
10代で外見の成長が止まり数百年も生きられるという長寿の民族「イオルフ」。
両親のいない孤独な少女「マキア」は、たった一人孤独を感じながら生きていた。
そんなある日、親を亡くした人間の赤ん坊に出会う。
自分と同じ一人ぼっちの子を「エリアル」と名付け育てることを決意したマキア。
いつしか二人の間には、本当の親子の絆が生まれていた。
しかし・・・、
自分だけが成長し、母親は少女の姿のまま。
そんな現実がエリアルに重くのしかかる。
エリアル「あなたのこと母親だと思ってないから・・・」
成長と共にすれ違っていく二人。
そして訪れる別れ・・・。
かけがえなのない時間を描いた家族愛あふれる感動作です。