「やって後悔」の方がツラくないですか?という話がありました。
「やらずに後悔」するより、「やって後悔」を信じてやってきたけど、めんどくさいことに巻き込まれたり、見当違いのことをして恥ずかしい思いをするなど、やって後悔し「やらない方が良かった」と思うことが多い。
という投稿メール。
「やって後悔した人」は、何をして後悔した?
・好きな人に告白
・競馬で一点高額買い
・仮想通貨
・脱サラをして田舎で農業
・結婚したけど半年で離婚
・20代でタトゥー
など
「やって後悔か、やらずに後悔か」
有吉「『家』なんかもみんなそうやって言う、『買わなきゃわかんないだろう』とかね、『買う前にわかってるさ、そんなこと』って言う人もいるしさ」
マツコ「やって取り返しのつかないことになった時、『いいやもう、人生ボロボロで、お金もない、未来もなくなったけど、やらずに後悔してるよりはこの方が幸せだった』って言えないよね」
有吉「デカイことはやらない」
マツコ「小さいことはやる」
マツコ「そうそう、あと、やらないと怒られることはやる」
有吉「なんか、言葉信じてとか、信念だとか、プライドとか、そんなんいいよ、優柔不断にやりなよって思うけどね」
マツコ「いいのよ、やらなきゃいけない時はくるもんね、フラフラ~ってやってても、そん時に気合い入れてやりさえすれば、年がら年中、『これでいいのか?私は、こうすべきではないのかなんて思ってない方がいいよ』」
有吉「『どっちかよくわかんないですねー』って言ってるようなさ」
マツコ「それで、怒られたら決めればいい」
有吉「なんでもそうだよ、引き延ばし工作だよ」
マツコ「一生、引き延ばしたいー、いろんなことを」
有吉「あんま、頑なにならない方がいい」
マツコ「悩めるうちが花です、やらなきゃいけないことだけになってくるから人生」
マツコ「(電波少年の有吉の)ヒッチハイクだってそうだもんね、自分の決断ではないもんね」
有吉「まぁ、あぁいう番組だから、ゴリゴリのディレクターやスタッフが強いっていう立場でずっとやってきて、ゴールして『これでやめますか?』『続けますか?』って聞かれたんですよ」
有吉「そん時はもう、別にこれで断ってこの人たちに嫌われて芸能界を辞めることになってもいいからやめようって決断をしました、続けたくないから、絶対やだ!そんなもんつって」
有吉「どうせ言うんだこいつらと思ってたんですよ『どうせ続けろって言うよ、ゴールした時』って、そして、案の定そうだよ」
有吉「『はいはい、もうやりません』って」
有吉「そしたら、ディレクターとかが『断るにしても早い!』って、『尺があるんだ!早いんだよ!』って」
有吉「たぶん、電波少年でなんか『やりますか?』つって、断っても続けても、大体みんな地獄みたいな」
有吉「続けるも地獄、ヤメるも地獄なんだよ、ほとんど。俺だけ、こう、なんとか切り抜けたんだ」
マツコ「だから、そうなると、どっちでもいいという話になる、うまくいく時はどっちの選択をしようが、結果的に一回失敗したとしても、もう一回チャンスも巡ってくるだろうし、たぶん、その時ダメだった人はなんらかの理由があってダメなんだよ」
マツコ「ダメにも種類があって、『あとに続くダメ』なのか、『もう諦めなきゃいけないダメ』なのか」
マツコ「それが、諦めなきゃいけないダメの時ってたぶん、後々もダメだからダメになってんのよきっと」
有吉「『こうじゃないといけない』と決めるから苦しいんだよ、それを言い訳にしようとしてるから」
マツコ「どんなに苦しくてもやりたいときはやるよね、楽でもやりたくないときはやらない」
(「大きいことはやらず、小さいことならやる」という話でした。)