立命館大学の北岡明佳教授の錯視の話です。
ここに、女の子のイラストがあります。
目の色を見てみると、両目とも黄色です。
この両目に、↓こちらのようなフィルターを重ねます。
左側は顔全体に、右側は目だけピンポイントに重ねます。
この2つは全く同じなので、当然目の色は同じになるはずです。
しかし、実際に重ねてみると、ほとんどの人は違う色に見えたと思います。
これは、「色の恒常性」といって、人は物を見る時に、光の影響を補正してしまうのです。
右側は目だけなので、補正してないので影響を受けなくて、本来の青に見えるのですが、
左側の青いフィルターの方では、周りの色より勝手に脳が補正してしまって、目の色がより黄色く見えてしまうという錯覚なのです。