お腹をさわるだけで、その人の隠れた悩みがわかるそうです。
日本腸心セラピー協会 代表の渡邊 千春さんが説明していました。
脳と腸
腸と脳は自律神経を介して、常に情報交換をしており、脳が緊張を感じると、その情報が腸に伝わり、下痢や便秘の症状が出るのです。
一方で、腸で作られたセロトニンという物質が、脳に送られ幸福感をもたらすというメカニズムが解明されるなど、最近の研究で腸と脳の関係が密接であるとわかってきているのです。
お腹の硬いところ
お腹を押してみて、腸の硬いところを探すことで、
その人が感じているストレスが、どういうタイプのものかがわかります。
みぞおちから骨盤までの間を触って、他より硬いと感じる部分を探してください。
悩みの種類はおへそを中心に4つのブロックに分かれています。
硬さを感じている部分によって、ストレスを感じていることがわかります。
・左上が硬い(新しい怒り の記憶)
最近、腹立たしいことがあった人
・右上が硬い(新しい悲しみ の記憶)
最近、起こった悲しい出来事があった人
・左下が硬い(古い怒り の記憶)
昔からの根強い怒りの感情が残っている人
・右下が硬い(古い悲しみ の記憶)
古く悲しい記憶を持っている人
おへそからの距離
おへそに近づけば近づくほど、自分に対する悩み。
離れていれば離れているほど、他者に対する悩み。
2万人のお腹を見てきたという渡邊さんは、これをさらに15個のブロックに分けてストレスの詳細がわかるそうです。
自身のストレスに早めに気づくことが大事だということでした。