「お〜いお茶」はペットボトルと缶で販売されていますが、
この中身を比べてみると、色が少し違うことがわかります。
これはいったいなぜでしょうか?
伊藤園の人によると、
缶は、短時間で飲み切ることが多いため、
飲みごたえを考慮したお茶にしている。
ペットボトルは、缶よりも品質変化が早いため、
時間をかけて飲んでも美味しさが変わらぬよう、浮遊物や沈殿物を取り除いたお茶を使用している。
とのことでした。
作る工程も違います。
缶の方は、お茶が入れられた後で、缶ごと124℃の高温で殺菌されます。
ペットボトルの方は、熱に弱いため、空のペットボトルを先に洗浄・殺菌・冷却してから、その後にお茶が入れられます。
ちなみに、お〜いお茶のペットボトルは、2017年から上部にギザギザのカットが入っています。
これはデザインというだけでなく、光を乱反射させ入りにくくすることで、鮮度を守っているのです。