日本で購入される「傘」は、年間で約1.2億本にも上るそうです。
そのうち半数がビニール傘なのだとか。
そんな中、雨傘をシェアする「アイカサ」というサービスがありました。
渋谷のある駐車場に、その傘は置いてありました。
傘1つ1つには、ダイアル式のロックが付いていて、
会員登録をした上で、傘に付いているQRコードをスマホで読みとると、ロックを解除するための暗証番号が送られてくる仕組みです。
去年(2018年)12月にサービスを開始した「アイカサ」。
傘の形そのものを変えるのは難しいですが、傘の利用体系を変えるところから、始められたサービスなのだそうです。
料金は1日70円(月額上限420円)、その日のうちであれば何度でも借りることができます。
現在は、東京都内で100か所(渋谷で50か所)に設置されています。
借りた傘は、他のアイカサのスポットで返すこともできます。
アイカサを設置したオーナー側にも、売上の一部が入る仕組みになっています。
1日70円というレンタル料の安さの裏には、広告収入がありました。
このアイカサスポットは、現在も拡大中だということです。