ペンギンのくちばしにある左右の2か所のオレンジ色の部分。
ここは、下嘴板(かしばん)といって、オス・メスどちらにもあり、
これが、1年に1回、剥がれ落ちるそうです。
旭山動物園の方によると、
繁殖期のタイミングではがれることからが多いことから、「自分は体調がいい、健康な個体だよ」という、異性に対してのアピールではないかと推測している
とのこと。
冬の終わりから春先は、換羽期で、古い羽毛から新しい羽毛に替わります。
春先以降は繁殖期となり、このタイミングで下嘴板が剥がれ落ちます。
下嘴板は、皮膚の角質のような仕組みで、人間の爪と似ています。
キングペンギンとコウテイペンギンは、この下嘴板が剥がれるということです。
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