日本にある、↓こちらの道路。
一見すると、右側通行のアメリカみたいな風景に見えます。
実は、見えているのは、右側にある県道280号の道路と、左側にある国道16号の道路で、
国道16号の左車線が見えていない状態の写真だったのです。
県道280号は、地元住民の通勤通学を支える生活道路。
対して、国道16号は、関東を横断する超重要な主要道路です。
同じ所を走るなら1本にまとめればいいのでは?と思われますが、
この2つの道は、利用する需要や通行量が違います。
もし、生活道路を通りたい人が、わざわざ国道に合流して、再び生活道路に戻るということをすると、国道の渋滞の原因にもなります。
だから、信号に入らなくてもいいように県道が作られています。
その結果、ここに反対車線が1個だけあるという奇妙な風景が生まれたのです。