太りやすい体質かどうかは、クラッカーを食べればわかるようです。
ポイントは、食べ始めてから30秒の間に甘く感じるかどうか。
太りにくい人は、クラッカーを食べて30秒の間に甘く感じる。
太りやすい人は、クラッカーを甘く感じるまで30秒以上かかる。
なぜこのような差が生まれるのでしょうか?
それは、唾液に含まれるアミラーゼの量が関係しています。
太りやすい人は、このアミラーゼの量が少ないのです。
アミラーゼとは、炭水化物のデンプンを糖に分解する酵素のこと。
この量が多いと糖の分解が早いため、30秒以内に甘く感じる。
しかし、アミラーゼの量が少ないと分解に時間がかかる、つまり甘く感じるのに30秒以上かかるのです。
アミラーゼの量が少ない人には、ある傾向があります。
インスリンは、肥満ホルモンとも呼ばれ中性脂肪を作る働きがありますが、
アミラーゼの量が少ない人は、すい臓からこのインスリンが大量に分泌され、体重増加を招いてしまうのです。