私たちの血を吸いにくることもある「蚊」。
子を産むために栄養が必要になるので、メスの蚊だけが血を吸います。
蚊の口にある針は、人の髪の毛くらい細い。
1本に見えますが、実は6本の針とそれを収めるさやが1つにまとまっているのです。
よく見てみると、
皮膚を切り裂く針や、
麻酔を流し込む針
血をすう針など、
それぞれ、役割が分かれています。
そして、普段は一番外側にあるさやの中に収まっています。
血を吸う時に、このさやが曲がって、中の針だけを突き刺すというわけです。
3分間で自分の体の重さと同じくらいの血を吸います。