街ゆく人に、普段どのように香水をつけるかを聞いてみると、
約8割の人が手首に吹きかけて、
こすりつけていることがわかりました。
しかし、実はこのつけかたは完全に間違っているといいます。
香水ショップ「LE SILLAGE」のオーナー 米倉さんによると、
「こするという行為はあまり意味がなくて、こすると摩擦熱で揮発によって飛んでしまって、持続時間が短くなってしまう」
とのこと。
こすることで、香りの分子が崩れ摩擦熱で通常よりも早くアルコールが飛んでしまうため、香りの持続時間が短くなるということです。
さらに、手首につけた香水を首につけて伸ばすという行為も実は間違い。
「暑い時期ですと、汗をかいてつけたやつが流れてすぐ消えてしまう。あまり意味がない。」
とのこと。
では、いったいどこに香水をつけるのが正しいのでしょうか?
実は、「腰」。
「腰あたりにつけると、下から上に立ち上がって来る香りで、体が包まれるようにふんわりと香りをつける事が出来る」
とのことでした。