すき焼きなどでも使用する調味料の「ポン酢」。
この「ポン」って何?という話がありました。
実はこの言葉は、オランダ語からきています。
その昔、柑橘類の果汁にアルコールを入れた飲み物「ポンス」という飲み物が、オランダにありました。
それが300年以上前の江戸時代に、日本に伝わってきましたが、
日本では、アルコールが入っていない柑橘類の果汁のみを「ポンス」と呼ぶようになり、
当時、その酸っぱい風味は珍しく好奇心旺盛な料理人たちがある使い方を思いついた。
それは、鍋の時に醤油と合わせて使うつけダレにするというもの。
その後、日本独自の調味料として広まり、ポンスから「ポン酢」へと変化したといわれている。