高出力のレーザーポインターに気をつけて!という話:めざましテレビ【2019/09/16】

今月(2019年9月)7日の午後8時半ごろ、

千葉市美浜区で、女性がレーザー光線で照射されるという事件がありました。

前方から照らされた緑色の光。

光は上下左右様々な方向に動いていました。

レーザー光線を放っていたのは、自転車に乗っていた男性でした。

男性とすれ違うまで30秒以上続いたというレーザー光線の照射。

照射された女性によると、約10分ほど視界がかすんだといいます。

レーザーポインターを販売している専門家によると、

この時使用されたものは、日本の中で売られている法律の合致したレーザーポインターと違ってかなり出力が高いものだといいます。おそらく数十倍の出力はあるのではないかと見受けられます。

とのこと。

レーザーポインターは、光の強さによって7段階にクラス分けられていますが、

日本で販売できるのは、強さの低い下から3つ目のクラスまでのもの。

さらに、国の安全基準をクリアしたレーザーポインターには、

↓こちらのようなマークが描かれています。

高出力のレーザーポインターは、日本国内では厳しい法律で流通が規制されていますが、インターネット経由で海外のサイトから買うことができてしまいます。

この高出力のレーザーポインターは、使い方次第では大きな危険をはらんでいます。

↓こちらは、国の基準より80倍の強さのレーザー光線を使った照射実験の映像。

www.youtube.com

風船にレーザー光線を当てると、その熱でゴムが溶け割れました。

紙に当てると煙が上がって穴が空き黒くこげました。