子どもがアロエを食べると、脱水症状を起こして意識不明になってしまうこともあるそうです。
アロエといえば、医者いらずとして、昔から体に良いものとされ、
傷薬や胃腸薬、美肌効果のあるジュースなどに使われてきた。
しかし、アロエは子どもが食べると「毒」になる。
原因は、アロエに含まれる「アロイン」。
アロインは胃腸の働きを抑制するため、便秘解消効果があるが、
消化器官が発達していない子どもにとっては強力な下剤となってしまい、急な下痢に陥り脱水症状を引き起こしてしまう。
子どもは自分で脱水症状だと気づけないため、最悪の場合死亡してしまうこともある。
ちなみに、アロインの致死量は、5歳で約3.4g。
そのため、欧米では子どもにアロエを与えるのは禁止されている。