全国の公立高校43%で定員割れしているという話です。
東京で定員割れしている全日制の公立高校は、10%。
深刻なのは地方。
18の道と県では半数以上が定員割れ。
最も多かったのが高知県で約91%。
定員割れすると、授業など学校運営に支障が出て、十分な教育を提供できないおそれがあります。
背景にあるのが少子化。
文科省によると、今春(2019年度)の中学校卒業生は約111万人。
この30年で半数近くにまで減少しています。
定員割れが最も多かった高知県では、今年の入試で、公立高校の募集定員が公立中学校卒業生の数を上回る事態となりました。
高知県のとある高校では、3学年合わせて定員240名のところが、現在の生徒数が80人というところもありました。

なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか! ?
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