日本の大みそかといえば、年越しそばを食べる風習があります。
他の国の年越しには、どのような風習があるのでしょうか?
スペイン
大みそかにぶどうを12粒食べる。
夜12時になるまでの間に12個食べる。1秒に1個食べる感じで。全部のぶどうに来年の願いを込める。
アメリカ
年越しのカウントダウン後に「蛍の光(Auld Lang Syne)」を歌う。
蛍の光の原曲はスコットランド民謡で、「古い友人とお酒を飲みながら昔を懐かしむ」という歌詞になっていて、アメリカでは新年ソングとして親しまれている。
メキシコ
大みそかに派手な色のパンツを履く。
出会いがほしい場合は赤色のパンツ、お金がほしい場合黄色のパンツを履く。
オーストリア
大みそかにワルツを踊る伝統がある。
オーストラリア
12月は夏真っ盛り。BBQをしたりや花火を見たりして年越し。
スリランカ
シンハラ・タミルという特別な正月があり、1月1日よりも、太陰暦に従った毎年4月の正月の方が重要。
スリランカの年越しは、様々な行動に縁起のいい時間が決められていて、国民全員がそれによって一日同じ動きをする。
2019年の場合の例:
料理を始める時間 4月14日 午後2時42分
ご飯を食べる時間 4月14日 午後3時54分
頭に油をつける時間 4月17日 午前7時40分
仕事に出かける時間 4月18日 午前4時52分
世界の年越しには、その国の文化によって、さまざまな過ごし方があるようです。

- 作者:ウィリアム・D・クランプ
- 出版社/メーカー: 柊風舎
- 発売日: 2018/12/05
- メディア: 単行本