人類の夢、それは足が速くなること。
50kgの重りをつける生活で、足は速くなるのか?
この実験に参加したのは、芸人のあばれる君。
現時点での50m走のタイムを計ると、8秒38。
体に身につけるのは、3人で持っても重そうな重り。
重さはそれぞれ、両腕に10kg、両足に20kg、胴体に20kg。
これを1週間、体に身につける。
道を歩くだけでも大変。
バスのつり革につかまるのも大変。
自宅に帰り、コップを持って水を飲もうとするが、床に突っ伏して飲む。
風呂に入る時も、重りが水を吸って動きづらい。
ソファで就寝するも、仰向けでは寝れず寝返りもうつのが大変。
日常生活全てが地獄絵図。
筋肉疲労も普段の数倍。
これを1週間。
そして1週間後、再び50mのタイムを計る。
結果は、8秒78。
なんと、初日よりも0.4秒遅くなってしまった。
これを見たプロの陸上コーチによると、
「筋力だけでは簡単に速くならない。速くなるにはフォームを変える。ちゃんと技術を身につけないといけないということを改めて感じました。」
とのこと。
そんな中、初日に180.2cmあった身長は179.2cmになっていた。
カイロプラクティックの専門家によると、
重さで背骨の椎間板が縮み、身長が一時的に縮んだ可能性がある。
とのことでした。
結論、
1週間重り50kg生活をすると、タイムは縮まずに身長が縮む。