配管経由のマンション感染に気を付けて!という話:モーニングショー【2020/02/21】

一昨日(2020/02/19) 、中国の国家衛生健康委員会では、新型コロナウイルスの新たな感染経路の可能性が指摘された。

それがエアロゾル感染。



エアロゾル感染といえば、

2003年のSARS流行は、エアロゾル感染で、香港のマンション、アモイガーデンで一棟丸ごと人数にして300人以上が感染をしたことがあった。

どのように感染するのか?

ウイルス感染者がトイレで排便。

ウイルスを含む便が下水管を汚染。

SARSの時は、尿の中で1日、便の中で2日、下痢の便の中では4日以上の生きているという感染力があった。

通常は、配管にたまった水がウイルスの逆流を防ぐが、(日本国内ではほぼ全家庭に設置されている)

香港のケースでは、水をためる配管が乾燥し、便に含まれたウイルスが逆流した。

配管乾燥の原因は、ゴミづまり、長期外出、マンションの空き室など。

トイレだけでなく、浴室でも同じようなことが起こった。

トイレや浴室など密閉された空間で、高濃度に吸い込んで107人が重症で入院となった。

これは海外のケースだったが、

日本でも1週間出張で長期不在にして戻ってきた時に部屋のニオイが変なときがある。

そういう時は、水がたまっていない場合があるので注意したい。