トイレットペーパーの芯の大きさの話です。
ここに、同じ種類のトイレットペーパーが2つある。
片方が新品で、もう片方が使いかけ。
見比べてみると、使いかけの方が、芯の穴が大きく見える。
でも、これらを定規で測ってみると、
新品の方の芯の穴の直径は、3.8cm。
一方、使いかけの方も同じく、3.8cm。
実はこれ、ある錯視と同じ現象が起こっていた。
それは、「デルブーフ錯視」。
中心にある円の大きさは一緒なのに、それを囲う円によって、違う大きさに見えてしまうという錯視。
これと同じことが、トイレットペーパーでも起こっていた。