トイレットペーパーの芯の大きさの話:2355【2020/02/28】

トイレットペーパーの芯の大きさの話です。

ここに、同じ種類のトイレットペーパーが2つある。


片方が新品で、もう片方が使いかけ。

見比べてみると、使いかけの方が、芯の穴が大きく見える。

でも、これらを定規で測ってみると、

新品の方の芯の穴の直径は、3.8cm。

一方、使いかけの方も同じく、3.8cm。

実はこれ、ある錯視と同じ現象が起こっていた。

それは、「デルブーフ錯視」。

中心にある円の大きさは一緒なのに、それを囲う円によって、違う大きさに見えてしまうという錯視。

これと同じことが、トイレットペーパーでも起こっていた。