サンリオピューロランドでは、キャストが3つの笑顔を使い分けているそうです。
運営部アトラクショングループの八木あずささんが 話をしていました。
パークには小さなお子様から、ご年配の方まで様々な世代の方がいらっしゃいますので、年代に合わせて笑顔の種類を変えるようにしております。
幼稚園児 〜 小学生 の場合
幼稚園児から小学生くらいまでは、「私はあなたのお友だちだよ」という思いを込めるのが大切です。
「ア」の口を意識しまして、「おはよう楽しんでね、いってらっしゃーい」
という気持ち。
首を傾けながら、お話をすると喜んでもらえることが多いです。
中学生 〜 30代 の場合
中学生から30代くらいになってきますと、元気一杯の笑顔だと少し違和感を与えてしまうこともありますので、
「イ」の口をイメージして、「いってらっしゃーい」や「このあともお楽しみくださいませ」
など、こういった親しみを込めた、少しテンションもトーンも抑えた笑顔で接しております。
年配の方 の場合
ご年配の方になりますと、これまでの笑顔だと驚かれてしまうこともありますので、ゆっくりと口は閉じぎみで微笑むようにしております。
「いってらっしゃいませ」。