イギリスにあるケーブルカー。
山の斜面を上り下りする。
下の駅に着くと、
今度は、水を吐き出しながら、斜面を登っていく。
そして、上の駅に着くと、
今度は、乗り物に水を入れ始めた。
実は、水の重さだけで動くケーブルカーなのです。
その仕組みがこちら。
これから降りようとする上の車両に水を入れる。
一方これから登ろうとする下の車両は水を捨てる。
水が入って重くなった上の車両は水の重さで斜面を下りてくる。
2つの車両は、1本のケーブルで繋がっているため、
降りていく車両が、水を捨てて軽くなった車両を引っ張り上げることができる。
上る方からは水を抜き、下りる方には水を入れる。
電気などの力に頼らず、水の重さだけでケーブルカーを動かしている。