こちらは、昔の缶ジュースに付いていた、缶に穴を開ける道具。
缶に2つ穴を開けてコップに注いで飲む。
昔は缶ジュースを飲むのも大変だった。
その後、便利なプルタブが登場。
その頃は、フタを引っ張って開けていた。
しかし、このフタには問題があった。
取れたフタをそのままポイッと捨てる人がたくさん出てきて、
街が汚れて問題になった。
そこで、新しいカタチのプルタブが登場した。
これなら開けてもフタが取れない。
ちなみに、このフタの部分にはスゴイ秘密が隠されている。
右と左でカーブの形が違う。
これはなぜか?
もし、右と左で同じ形だと、フタを開ける時に力が分散してしまい、大きな力が必要になってしまう。
しかし、右と左で形が違うと、力は距離が近い方のカーブに伝わり、少しの力でもフタを開けることができる。しかも、フタは最後まで缶にくっついたままとなる。