新型コロナで自粛後、復活した満員電車。
理化学研究所が最新のスーパーコンピューターで、満員電車内の空気の流れをシミュレーションした動画を見てみると、
赤い線が強い空気の流れ、青い線が弱い流れを示している。
車両の中ほどの窓を開けて走行すると、
乗客の頭上に強い空気の流れができていて、換気がすすむ。
しかし、立っている人に遮られ、座席に座っている人の顔付近では、ほとんど換気が行われていないという結果となった。
さらに、空気が停滞しやすいエリアがある。
画面左に向かって進む電車。
この時、空調と窓からの空気が後ろに流れ、換気が行われているが、
窓より前のエリアでは換気が比較的進まないことがわかった。