風船1つで、「熱さ」と「冷たさ」の両方を感じることができるそうです。
熱くする方法
縮んでいる風船を、
一瞬にして伸ばす。
伸ばした状態で、鼻の下につける。
すると、熱く感じる。
この動作が、早ければ早いほど熱くなる。
冷たくする方法
逆に、伸ばした状態の風船を、
一気に縮めて、
同じく鼻の下につける。
すると、今度は冷たく感じる。
もっと、冷たくするには、風船を引っ張った状態の両腕を、上下に動かす。
ガフジュール効果
これらは、ゴム特有の性質で、専門用語で「ガフジュール」という現象。
元々、伸び縮みするゴム。
縮んでいる時は、分子がブルブルと震えている状態。
それを思いっきりピーンと張ると、分子の震えが止まり、エネルギーが余ってしまうので、熱を放出して熱くなる。
ゴムを引っ張った状態では、分子の動きは止まっているが、ゴムを戻そうとすると、また周りから熱を奪ってくれるので冷たくなる。