北欧諸国には、環境保護に取り組んでいる国が多い。
中でも、地球に優しいといわれているのは、「スウェーデン」。
ストックフォルム市ハマービー地区の街中にあるゴミ箱では、
ここに、ゴミを捨てると、「燃えるゴミ」と「食品ゴミ」と「新聞」を別々に分別してくれる。
地下でゴミを貯蔵して、コンピューターで管理している。
一定量たまったところで、下に落ち、それぞれ別々に、
空気圧で時速70kmの速さで、ゴミ収集ステーションに運搬され集められる。
この中で、新聞類は「リサイクル」に、食品ゴミは「肥料」に、燃えるゴミは「発電所」に、という形で分けられる。
このシステムによって、ゴミ収集のコストの削減され、ゴミの臭いがなくなって住環境も良くなる。
燃えるゴミでも発電されるスウェーデン。
燃やして出る熱で湯を沸かし、近隣の家庭に暖房として提供している。
スウェーデンのゴミ発電は歴史が古く、
最初の「ゴミ発電所」ができたのは、1904年。
国内で、ゴミをなるべく出さないような生活をしているので、ゴミが不足するという事態も発生している。
そのため、他国から大量のゴミを輸入したりもしている。