日差しが強い季節に、気になってくるのが「紫外線」。
「日陰」にいれば、大丈夫な気もしますが、
日陰の紫外線量は、日なたの何%くらいになるのでしょうか?
実は、約50%。
紫外線には、「散乱光」と「直射光」がある。
散乱光は空気中の分子に、反射する光のことで、その中にも紫外線は含まれる。
日陰に入っている場合、直射光は避けられるが、散乱光を浴びているということ。
雨の日でも、紫外線を浴びているので、
紫外線がゼロということは、ほとんどないと考えてよい。
そして、日やけを防ぐために使う、「日やけどめ」。
商品のラベルをよく見ると、SPF【数字】、PA【+++】 などと書いてある。
「SPF」と「PA」、それぞれどういう意味なのか?
「UVB」、紫外線の「B波」は、肌に赤く炎症を起こして、シミやそばかすの原因を作る。
「UVA」、紫外線の「A波」は、肌の奥底の方まで届くので、肌の老化を進めてしまう。
つまり、「SPF」は肌の表面でどれだけ防げるか、「PA」は肌の奥の方でどれだけ老化を抑えられるか、という目安になる。
「SPF」の数字は高ければ良いと思われがちだが、高ければ高いほど肌への刺激が多くなるので注意。
普段使いとしては、SPF40%くらいがオススメ。
「PA」は多ければ多いほどよいので、「+++」から「++++」がオススメ。