リモートワークでフル活用するであろうノートパソコン。
暑い中で長時間使って酷使していると、内部に発生した熱を逃がすことができず、性能の低下や故障の原因にもなる。
そんなノートパソコンを身近な「あるモノ」で冷やすことができる。
それは、「10円玉」。
キーボードの上部など、熱い部分に10円硬貨を置くだけ。
そこで、検証。
長時間使用し、表面の温度が44度になったパソコンに、10円玉を10個並べて置いてみる。
その様子をサーモカメラで見てみると、温度が低い青色を示していた10円硬貨が、パソコンに置いたとたんみるみる赤くなっていった。
そして、5分後、10円硬貨をよけて同じ場所の表面温度をはかってみると、10円硬貨を置く前と比べて約4℃も低下した。
ちなみに、同じように100円や500円硬貨でやってみるも、どちらも10円硬貨ほどの変化はなかった。
その理由は?
10円硬貨に使われている「銅」は、金属の中でも、熱の吸収と放散にすぐれた性質。
熱が10円硬貨を通して放散し、パソコンの温度が下がる。
さらに、置いた10円玉に扇風機などで風をあてると、冷却効率がアップする。