コロナ禍で河川での水難事故が多い!という話:ひるおび!【2020/08/18】

2019年に比べると、今年(2020年)は、海よりも河川での水難事故が多いという。

これには、新型コロナウイルスの影響で、海水浴場が開設せず、レジャープールも事前予約制になっているなどの理由もある。

水難学会会長の斎藤秀俊 さんによると、

今までプールに行っていた人たちが、プールと同じ感覚で川に行く。
川は流れがゆるやかなど、一見安全そうに見えるが、危険な事象があるので注意が必要。

とのこと。

さらに3つの「川の怖さ」があるという。

流される怖さ

川には海に発生する離岸流よりも速い流れがあるのが当たり前。

人は腰より上の水深で簡単に流される。

水は浅く見える怖さ

水底は屈折率による錯覚で浅く見える。

水底の錯覚

足元が崩落する怖さ

川の流れがゆるやかなところは砂質の斜面である場合が多い。

砂質の斜面は硬くない、そのため水からあがる際に足場が崩れて溺れることがある。

足場が崩れる