保育園で 一時うがい中止騒動!コロナ対策用のうがいの仕方は?:とくダネ!【2020/08/26】

今月(2020年8月)5日、愛知県 一宮市が 市立保育園へ出したある通達。

それは、「園児のうがいを中止」という内容。

突然、園児のうがいを中止すると決定した。

役所の人によると、

園児たちがうがいをする様子を見た保護者の方や保育士から、うがいの飛沫ですね、飛び散るものを心配する声があって、それで中止というふうにしました。

とのこと。

一方、これに対して戸惑う保護者も・・・

うがいは感染防止のためにするものだと思っていました。飛び散ることを考えると仕方ないのでしょうか?

などの声。

すると、市は3日後、一転して方針転換、うがい再開。

園児たちのうがいを再開するにあたり、保育園が取り付けたのが、水しぶきが飛散するのを防ぐため、手洗い場を区切るようにシートを設置。

手洗い場を区切るようにシート
手洗い場を区切るようにシート

排水溝付近には、バツの目印。

排水溝付近にバツ印

園児たちが、ここに向かってうがいを吐き出すように指導しているという。

では、実際に、飛沫はどれくらい周りに飛ぶのか?

上を向いてガラガラうがいすると、前に約20cmくらい、左右には肩幅くらいまで しぶきが飛んだ。

ガラガラうがい

30cm四方のアクリルケースに、うがいを吐き出すと、

水滴は、高さ30cmギリギリにまで到達し、さらに水滴はケースを越え、57cm先まで飛んだ。

かなり広い範囲で、飛沫が飛び散ることがわかった。

では、どうやってうがいをすればよいのか?

川村 昌嗣 先生 が、飛び散らない うがいの仕方を紹介していました。

コップに入れる水は、うがい1回分ほどの少量を入れるとよい。

次に、飛沫を防ぐため、コップで口を覆う。

うがいの仕方

首の角度を左右に2回傾け、歌うようにうがいする。

うがいの仕方

最後に、うがいした水は、そのままコップに戻してから、流す。

ちなみに、うがいには、いろいろな効果がある。

うがいの効果
うがいの効果