近年、ICカードやアプリの普及に伴い、「券売機」で切符を買う人は10年前(2010年)の約半分まで減少している。
しかし、切符を購入する人も 一定数はいるので、
完全になくすことは出来ないのが現状。
さらに、この券売機があることで、駅員さんは、たまった1万円を回収し、それを警備会社に依頼して銀行に輸送してもらうため、手間やコストがかさむ要因にもなっていた。
しかし、ここで、素晴らしいアイデアが生まれた。
東急電鉄では、券売機に「ある機能」を追加し、手間とコストを削減することに成功した。
それは、利用者にとっても便利な機能。
その機能とは、「ATM」の機能。
東急電鉄が目を付けたのは、これまでたまる 一方で回収するしかなかった「1万円札」。
横浜銀行や、ゆうちょ銀行と提携し、アプリで金額を指定して、
券売機に・・・、
QRコードを・・・、
かざすだけで・・・、
1万円札で、3万円まで引き出せるATMサービスを開始した。
なくすことが出来ない券売機を活用し、手間とコストを削減に導いた画期的なアイデアだった。