「ひつじ雲」と「うろこ雲」の違いは?という話:とくダネ!【2020/09/28】

秋の雲というのは、翌日の天気を予想してくれるといわれている。

こちらの空の写真。ポツポツとした丸い雲がたくさん出ている。

うろこ雲

よく、「ひつじ雲」や「うろこ雲」と呼ばれるが、これは「うろこ雲」。

この2つの明確な違いは、出る高さ。

雲の違い

うろこ雲は、上空5000mの高い所、

ひつじ雲は、上空2000mの所、

ひつじ雲の方が大きく見えることが多い。

この2つとも雨を降らせることはないが、

ただ、「うろこ」から「ひつじ」に変わって、徐々に雲の隙間がなくなり大きくなってくると、低気圧や温暖前線が近づいている証拠となり、雨のサインとなる。

ちなみに、ウェザーニュースによると、

この「ひつじ雲」と「うろこ雲」の見分けるポイントは、

手を空に向かって指を差して、雲が人差し指でも収まらなかったら、ひつじ雲。

小指でおさまるようだったら、うろこ雲。

見分け方

人によっても違うので、あくまでも目安ということで。

ただ、だんだん雲が指でおさまらなくなってきたら、雨に注意。