秋の雲というのは、翌日の天気を予想してくれるといわれている。
こちらの空の写真。ポツポツとした丸い雲がたくさん出ている。
よく、「ひつじ雲」や「うろこ雲」と呼ばれるが、これは「うろこ雲」。
この2つの明確な違いは、出る高さ。
うろこ雲は、上空5000mの高い所、
ひつじ雲は、上空2000mの所、
ひつじ雲の方が大きく見えることが多い。
この2つとも雨を降らせることはないが、
ただ、「うろこ」から「ひつじ」に変わって、徐々に雲の隙間がなくなり大きくなってくると、低気圧や温暖前線が近づいている証拠となり、雨のサインとなる。
ちなみに、ウェザーニュースによると、
この「ひつじ雲」と「うろこ雲」の見分けるポイントは、
手を空に向かって指を差して、雲が人差し指でも収まらなかったら、ひつじ雲。
小指でおさまるようだったら、うろこ雲。
人によっても違うので、あくまでも目安ということで。
ただ、だんだん雲が指でおさまらなくなってきたら、雨に注意。