コロナ禍で、感染拡大を防ぐために必要な「三密の回避」。
「密集」「密接」は、わかりやすい 一方で、わかりにくかった「密閉」に目安となるものができた。
それが、CO2(二酸化炭素)の濃度。
そして、それを測る測定器(TKR04A)。
厚労省は、1000ppm を超えると換気を推奨している。
では、日常でも使う機会が多い、車の中の密閉具合は、どうなのか?
運転中の車内のCO2濃度を計測。
検証内容は、
・測定器を後部座席に置く
・エアコンを使用しない
・窓を全て閉める
・一人で運転する
というもの。
運転開始。
5分後、720ppm (緑色)
30分後、1283ppm (黄色)
1時間後、2707ppm (赤色)
となった。
次に、全ての窓を5cmずつ開けて、計測。
すると、1時間経っても、スタート時と同じ392ppmだった。
窓を締め切った場合と比べると、少し開けるだけでも換気ができることが確認できた。