車の窓は少し開けた方がよい!CO2濃度と換気の話:とくダネ【2020/11/16】

コロナ禍で、感染拡大を防ぐために必要な「三密の回避」。

「密集」「密接」は、わかりやすい 一方で、わかりにくかった「密閉」に目安となるものができた。

それが、CO2(二酸化炭素)の濃度

CO2濃度と対策

そして、それを測る測定器(TKR04A)。

CO2測定器

厚労省は、1000ppm を超えると換気を推奨している。

換気を推奨

では、日常でも使う機会が多い、車の中の密閉具合は、どうなのか?

車の中の密閉

運転中の車内のCO2濃度を計測。

CO2濃度

検証内容は、

・測定器を後部座席に置く
・エアコンを使用しない
・窓を全て閉める
・一人で運転する

というもの。

運転開始。

5分後、720ppm (緑色)
30分後、1283ppm (黄色)
1時間後、2707ppm (赤色)

となった。

次に、全ての窓を5cmずつ開けて、計測。

窓を5cm開ける

すると、1時間経っても、スタート時と同じ392ppmだった。

窓を締め切った場合と比べると、少し開けるだけでも換気ができることが確認できた。

窓の開閉時のCO2濃度比較