鬼滅の刃の大岩に似た「竜の割石」が割れている理由:とくダネ【2020/11/25】

長野県須坂市の「坂田山 共生の森」にある「竜の割石」。


この巨石が、大人気アニメ「鬼滅の刃」の主人公が真っ二つに切った大岩に似ていることから、聖地として評判になっている。

しかし、この石は誰かが斬り裂いたというわけではなく、自然にできたものだという。

この石は、もともと、ここにはなく、70年以上前に、山の上から石が転がり落ちてきた。

その衝撃で、かすかな「ひび割れ」ができていた。

そこに、年々、雨が降り、染み込む。

長野県は、冬かなり冷え込んで凍りつく。

凍った水は、1割くらい膨張。

結果、亀裂を押し広げて、3、40年かけて真っ二つに割れたという。