道路の脇にあるガードレールは、なぜ平らではなくデコボコしているのか?
実は、真っ直ぐよりも折り曲げた方が強くなるからだという。
空手で使うような、薄い板と厚い板で例えるとわかりやすい。
薄い板と同じで、ガードレールが真っ直ぐで薄いと・・・、
簡単に折れ曲がってしまう。
一方、折り曲げて山を作り、厚い板のようなガードレールにすると・・・、
真っ直ぐな時と比べて、20倍以上の力にも耐えられるようになる。
さらに、この山を3つにすると・・・、
真っ直ぐな時と比べて、40倍以上の力にも耐えられるようになる。
この山が3つのガードレールは、鉄道と道路が交差する場所など、特に気をつけなければいけない場所に設置されている。
このように、場所によって、板の形や厚みが違う7種類のガードレールが使い分けられている。