ガードレールがデコボコしている理由:デザインあ【2020/11/28】

道路の脇にあるガードレールは、なぜ平らではなくデコボコしているのか?


実は、真っ直ぐよりも折り曲げた方が強くなるからだという。

空手で使うような、薄い板と厚い板で例えるとわかりやすい。

薄い板と同じで、ガードレールが真っ直ぐで薄いと・・・、

簡単に折れ曲がってしまう。

一方、折り曲げて山を作り、厚い板のようなガードレールにすると・・・、

真っ直ぐな時と比べて、20倍以上の力にも耐えられるようになる。

さらに、この山を3つにすると・・・、

真っ直ぐな時と比べて、40倍以上の力にも耐えられるようになる。

この山が3つのガードレールは、鉄道と道路が交差する場所など、特に気をつけなければいけない場所に設置されている。

このように、場所によって、板の形や厚みが違う7種類のガードレールが使い分けられている。