福沢諭吉がカタカナの「ヴ」を広めた!という話:グッとラック!【2020/12/02】

1万円札の肖像画でも有名な「福沢諭吉」は、幕末から明治を生きた教育者。


19歳からオランダ語で書かれた書物を通じて西洋のことを学ぶ。

1860年、幕府がアメリカに万延遣米使節団を派遣すると聞き、当時25歳の諭吉は「アメリカで英語を学びたい」と渡米。

その後、アメリカで手に入れた英単語集「華英通語」に和訳を加えて、日本で出版した。


英語の発音をカタカナで表記したが、その時、苦労したのが、「V」の発音

「ウ」に点々

「なるべく元の発音に近くしたい」と苦心した結果、「ウ」に点々をつけた「ヴ」というカタカナを使い、それが日本に広まった。

ちなみに、「ワ」に点々をつけたものは全く浸透しなかった。

「ワ」に点々