人間をリモートコントロールする装置の話:大阪ほんわかテレビ【2020/12/18】

東京にある電気通信大学の 根本研究室では、

触覚に関するバーチャルリアリティシステムを作っていた。

その中のひとつに、人間をリモートコントロールするものがあった。

こちらが使う装置。

チューブにつながった装置を足に装着し、機械本体を入れたカバンは首からつるしている。

この状態で、真っ直ぐ歩いてもらうように伝える。

しかし、アプリで操作されて、意図せず左右に動かされてしまった。

なぜ、このように人をコントロールできるのか?

皆さんは、「ハンガー反射」という現象をご存知だろうか。

ハンガー反射とは?
ハンガーを頭にはめると、こめかみに感じる痛みから無意識に逃れようとして、首が回る現象。

この「ハンガー反射」を膝に応用している。

例えば、右のボタンを押すと、2ヵ所の袋が膨らみ、ひざを刺激する。

楽になるように、無意識にひざは右を向き、力を抜くと右方向に歩いてしまう。

その様子がこちら。