パトカーの赤色灯の進化の話:デザインあ【2021/01/10】

パトカーに付いている「赤色灯」。


日本にパトカーが走り始めたのは、1950年代。

当時はまだ、車の数も、街の灯りも、それほど多くなかった。

ところが、時代は変わり、車が増えて街が賑やかになり、小さな赤色灯では目立たなくなってしまった。

そこで、赤色灯が大きくなった。

これで正面からは見やすくなった。

しかし、横から見ると、意外と小さく目立たず、交差点を渡る時など気づいてもらいにくい。

そこで、さらに考え直した形が、こちらの「ブーメラン型」。

これなら、正面から見ても、横から見ても、とても見やすい。

現在、街を走るパトカーの多くに、このブーメラン型の赤色灯が取り付けられている。