東京タワーの材料にはアメリカ軍の戦車が使われていた!?という話:グッとラック!【2021/01/19】

1958年にオープンした「東京タワー」。


当時は、増え続けたテレビ局での「電波塔」として開発され、

今では東京、そして、日本のシンボルとして海外での知名度も抜群。

その工事期間は、わずか1年半

電波塔の建設が急務だったこともあり、常時400人もの関係者が朝6時からフル稼働で建築。

建設中の様子を見てみると、命綱なしで幅30cmほどの足場を伝いながら、作業していた。

2012年に完成したスカイツリーの工事期間は約3年半なのに対し、東京タワーはその半分以下、今から60年以上前の技術で、それを実現した。

東京タワーの名称は一般公募で行われたが、実は、最も応募が多かった名称は、「昭和塔」。

約8万6000通の応募があったという名称の公募。

「東京タワー」は、13位にあたる223通の応募があり、名称審査会で正式に決定したという。

東京タワーの材料の一部には、アメリカ軍の戦車が使われていると言われている。

建設が始まった1957年当時、日本は建設の材料となる鉄が不足していた。

そこで目をつけたのが、1953年に休戦となった朝鮮戦争で実際に戦地で使われ不要になったアメリカ軍の戦車。

日本は、その戦車を買い取り解体し、鉄を再利用して東京タワーの資材へと充てた。

東京タワーの展望台から上の部分は、そうした戦車などの鉄を再利用して作ったといわれている。