「延長コードをずーっと延長したら、ドライヤーの風はどうなるのか?」という話がありました。
通常、細いコードの中を電気が通る時は、抵抗で徐々に、前に進む力、つまり電圧が低くなるといわれているが、はたして、どれくらいの長さで低くなるのか?
普通にドライヤーを使った時、
その電圧は、「101.7ボルト」だった。
まず、1メートルの延長コードを100本用意して連結する。
全長100mの延長コードを 家中の各部屋を通して配置。
この状態で、再び電圧を計ると、普通に使ったのと同じで、「101.7ボルト」。
100メートルくらいの長さでは、電圧は変わらなかった。
では、1キロメートルではどうか?
今度は、この青い延長コードを接続し、部屋中に広げて配置。
その状態でドライヤーを使ってみると、明らかに勢いが弱くなっていた。
電圧を計ってみると、101.7ボルトから100.3ボルトと、1.4ボルト下がっていた。
コードが長いと、電気抵抗が増え電圧は弱まる。
コードが細いほど電圧も低下し、電力消費が多いドライヤーの勢いが減少した。