延長コードを1km分つないでドライヤーは使えるか?という話:でんじろうのTHE実験【2021/01/29】

「延長コードをずーっと延長したら、ドライヤーの風はどうなるのか?」という話がありました。


通常、細いコードの中を電気が通る時は、抵抗で徐々に、前に進む力、つまり電圧が低くなるといわれているが、はたして、どれくらいの長さで低くなるのか?

普通にドライヤーを使った時、

その電圧は、「101.7ボルト」だった。

まず、1メートルの延長コードを100本用意して連結する。

全長100mの延長コードを 家中の各部屋を通して配置。

この状態で、再び電圧を計ると、普通に使ったのと同じで、「101.7ボルト」。

100メートルくらいの長さでは、電圧は変わらなかった。

では、1キロメートルではどうか?

今度は、この青い延長コードを接続し、部屋中に広げて配置。

その状態でドライヤーを使ってみると、明らかに勢いが弱くなっていた。

電圧を計ってみると、101.7ボルトから100.3ボルトと、1.4ボルト下がっていた。

コードが長いと、電気抵抗が増え電圧は弱まる。

コードが細いほど電圧も低下し、電力消費が多いドライヤーの勢いが減少した。